Sep 22, 2009

たった一度のコスプレ

学生時代、同人誌に陥っていた時があった。友達もコスプレが好きな子もいて、一緒にコミケエでもあった。一度だけコスプレを聞いてみたことがある。確かにゲームのキャラクターだったと思う。自分とは違うキャラクターを演じるのは、意外に楽しいものだ。照れくさかったけど、すごく楽しかったことを覚えている。今では様々なコスプレが。あんなものだと思って、やってみることをおすすめします。
どれを買おうか悩んだときに、プレゼント付き買ってしまいます。例えば磁石1個でも見て気持ちが可能です。時々プレゼントに惹かれて買ってしまうこともあります。販売競争に陥っている、とも思うのですが、くじの商品も楽しいです。いくつか集めてからの商品よりもその場でわかる、"別の本"宝くじの商品が増えるといいですね。
 東京電力福島第1原子力発電所の事故での政府の対応を見ると、非常事態規定がないに等しい現憲法の欠陥が、効果的な危機対応を妨げている実態が浮かび上がる。

 88年前の関東大震災時、政府は明治憲法の非常事態条項を使って対応した。震災翌日に治安維持のため戒厳令(明治憲法14条)を出すとともに「臨時非常徴発令」を発して、物資を調達した。明治憲法8条が、公共の安全保持や災厄を避けるため、帝国議会閉会中に緊急勅令を臨機応変に出すことを認めていたためだ。次の議会が認めなければ失効する仕組みだった。勅令は閣僚のサイン(副署)によって発せられ、今の政令に当たるものだ。

 今回の東日本大震災や原発事故でも、臨時非常徴発令のような措置をとっていれば、ガソリンや医薬品などの必需品はもっと速やかに被災者に渡っただろう。

 国民に最大限の自由と権利を認める平時の体制で戦争や内乱、大災害などの非常事態を乗り切ろうとすると、逆に国民の生命財産の被害は増し、事態収拾も遅れてしまう。ドイツやフランス、韓国など大多数の国は憲法に非常事態規定を設け、大統領や首相に権力を一時的に集中し対応する仕組みをとっている。

 一方、日本の現憲法は衆院解散中の参院の緊急集会以外、非常事態の規定はない。また、今でも有事法制や災害対策基本法はあるが役割は限定されている。

 それでも、災害対策基本法105条は首相に「災害緊急事態」を布告する権限を与えている。これを布告し、かつ国会閉会中なら、政府は生活必需品の配給、譲渡、物価の統制、債務の支払い延期などの政令を出せる(同法109条)。今は国会開会中だが、政治が決断して衆参両院が一時的に休会を決めればこれらの政令を出すことは可能だ。

 しかし、国難を強調しているにもかかわらず、菅直人政権は「災害緊急事態」を発動していない。今回のような事態で使わないで、いつ発動するのだろう。

 3月22日の参院予算委員会で、自民党の佐藤正久参院議員は災害緊急事態の布告を求めたが、政府は「国民の権利義務を大きく規制する非常に強い措置で適切な判断が必要だ」(小滝晃内閣府参事官)との、まるで平時の論理で拒否した。

 最高法規の憲法に非常事態規定がないことで日本の政治家や官僚が平和ぼけに陥っているとしたら、現憲法の罪は大きい。(榊原智)

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【論壇時評】5月号 

 宮内庁のホームページに「両陛下『お見舞い』に胡坐(あぐら)で応じた避難者に誰か礼儀を」という週刊新潮の記事に関するコメントが載っている。

 天皇、皇后両陛下は日頃から「正座のしづらい人には決して無理をさせないように」と指示されているという。関係者が心苦しく思うことがないよう、宮内庁を通して配慮が示されたに違いない。

 未曽有の大震災や原発事故の全体像が見え始めた3月16日、天皇陛下はNHKを通じて国民を励ますお言葉をビデオメッセージとして発せられた。「苦難の日々を皆が分かち合っていく」とのお考えは、被災者を含む全国民の心の奥底に届いた。

 この前後1週間のご様子を、侍従長の川島裕が「天皇皇后両陛下の祈り」(文芸春秋)に記している。震災から4日後の15日、警察庁長官から受けた被害状況報告には「いちいち胸が痛くなるような話ばかり」の説明もあった。

 陛下はこの日のうちにビデオ収録による放映を決断され、皇后陛下とも話し合いながら、お言葉の作成を進められた。16日午後の収録では「皇后さまも撮影者たちの邪魔にならないよう、人々のずっと後ろで見守られた」という。「両陛下にとり誠に胸が痛む、大変におつらい1週間であった」と川島は振り返る。

 高崎経済大教授の八木秀次は「おそらく我が国の“本当の統治者”としてのご自覚のもとに国民に直接訴え励ましたいというお考え」がお言葉で示されたと書いた(「陛下を心の中心に据えて復興を」正論)。

 さらに、コラムニストの勝谷誠彦は「あのお言葉は陛下ご本人が練りに練られたもの」で「陛下の主観的な価値観が織り込まれている」と受け止めた(「これは『平成の玉音放送』だ」WiLL)。お言葉が被災者の「雄々しさ」に触れられた点に注目し、終戦後の昭和天皇の御製「ふりつもるみ雪にたへていろかへぬ松ぞををしき人もかくあれ」にある鼓舞の言葉を思い起こした。そこに「いまの日本民族にもっとも必要」な「言霊(ことだま)」を感じている。

 被災者も日本全体もうちひしがれているときに「たった数分の会見で、こうして国民に自信を取り戻させるような『仕組み』を持った国はどこにもない」と勝谷は結論づける。

 作家の佐藤優は「大震災と大和心のをゝしさ」(中央公論)で、大震災は終戦に続く「日本民族にとってのカイロス」と位置付けた。ギリシャ語の「カイロス」とは「運命あるいは神の意思によって決められた時間」という。

 日本人である以上、東日本大震災を客観的に論じることは許されず、「わが国家とわが民族が今後どのようにして生き残っていくか」を主体的に答える必要性を唱え、国民と被災者が「相携え」て復興への希望をつなごうというお言葉こそ「東日本大震災というカイロスに対する日本国家と日本民族の応答」だと位置付けた。

 佐藤は「雄々しさ」を、日露戦争開戦時の明治天皇御製「しきしまの大和心のをゝしさはことある時ぞあらはれにける」と結び付けている。

 作家の竹田恒泰は「国民が一体となって国難を乗り越えようとするとき、まず天皇が率先して行動をお示しになるというのが、日本の歴史の事実」としたうえで、陛下が「あるべき姿を自ら実行していらっしゃる」と指摘した(「世界が感動した日本人の底力」Voice)。

 「津波で我欲を洗い落とす必要がある」という東京都知事の「天罰」発言について、詩人の辻井喬は「異人種の目で民衆を見下している」と断じた(「復興ニューディールへの提言」世界)。これに対し作家、曽野綾子と評論家、金美齢の対談「ひるむなニッポン!」(正論)では、「われわれ全部に下った天罰でしょ」(曽野)と石原へのバッシングを疑問視する。竹田もこの発言に「頷いた一人」(Voice)だと明かしている。=敬称略

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