Jul 30, 2009

NPO法人の監査を会計事務所に依頼しています

私は、NPOの会計に含まれています。団体の監査は、会計事務所に依頼をしており、企業、特に経理部門に勤務経験のあるメンバーがないため、毎月の中出しをされています。 NPO法人を設立するまでは、内容とボランティア活動だったので、毎月の事業費の規模も少なくないの会計処理も楽でした。しかし、法人化した後、補助金や寄付をできるようになってからはそうではありません。社会的責任があるので、会計事務所への依頼は当たり前だと思っています。しかし、数年経ってもなかなか慣れないものです。適当に、順調にOKを受信できるようになりたいです。
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【ドラマ・企業攻防】

 アース製薬とフマキラーが繰り広げてきた“殺虫剤バトル”がひとまず終結した。経営統合を狙いアースが買い集めたフマキラー株をすべてエステーに売却し撤退する。合従連衡の頓挫で殺虫剤業界は、国内市場が飽和するなか、各社が似たような商品を出してシェアを奪い合う不毛な消耗戦が今後も続く。新日本製鉄と住友金属工業の合併合意を受け、同様の課題を抱える多くの業界で再編機運が高まっているが、その壁は高い。

 ■買い取り打診の電話

 「(アースが保有する)フマキラー株に興味はありませんか」

 昨年12月上旬。エステーの担当役員のもとに1本の電話がかかってきた。電話の相手は、エステーとアースの双方とつながりのある金融機関の担当者。内容は、保有株の買い取りの打診だった。

 殺虫剤最大手のアースは10年以上前に同3位のフマキラー株を取得。平成18年末から徐々に買い増し約11%を持つ筆頭株主になった。表向きは「純投資」としていたが、19年秋には統合を打診したとされる。

 これに対し、フマキラーは創業家による自社株取得などで抗戦。昨年6月には芳香剤大手のエステーが、敵対的買収を防ぐ“ホワイトナイト(白馬の騎士)”としてフマキラーの第三者割当増資を引き受け、15・1%を保有し筆頭株主に躍り出た。

 アースの打診にエステーは「半信半疑だった」(担当役員)が、フマキラーの快諾を得て、追加取得を決断。3月18日に約14億円で買い取り、出資比率を25・6%に高める。

 「資本提携以来、赤い糸で結ばれていたが、より太く、強くなった」(エステーの鈴木喬社長)

 「両社の提携関係が強固になりうれしい」(フマキラーの大下一明社長)

 2月14日に行われた会見で両社長は、満面の笑みを浮かべた。

 ■「乗っ取りと誤解」

 「フマキラーは再編の話に乗ってくれなかった。乗っ取られるのではないかといった誤解を招いていたところもある」

 同じ日に決算会見に臨んだアースの大塚達也社長は悔しさをにじませた。激しい攻防の末に得るのは、4億円の売却益だけ。

 売上高1千億円超のアースに対し、フマキラーは250億円弱で、その差は4倍。アースのバックには昨年12月に東証1部に上場した実質的な親会社の大塚ホールディングスも控えており、フマキラーの「飲み込まれる」との危機感は強かった。

 一方、芳香剤や防虫剤を主力とするエステーは、商品の重複も少なく「理想の相手」だった。エステーにとっても、電気蚊取りのベープなどを次々にヒットさせ、商品開発力に定評のあるフマキラーと組むメリットは大きい。3月には早くも共同開発した虫除け商品を発売する予定だ。

 何よりも魅力的なのが、フマキラーが持つ世界約80カ国に広がる販売網だ。同社の海外売上高比率は約20%に上る。10%以下にとどまるアースも、フマキラーの販売網を取り込み、アジアなどの成長市場の開拓をもくろんでいた。

 ■新日鉄・住金に続け

 エステーの鈴木社長はフマキラー株の買い増しや経営統合を否定。あくまで緩やかな協力関係を目指す。

 一方、アースの大塚社長は「株を手放したことで、強引にいく意志がないことがはっきりしたと思う。今後、再編機運が高まったとき、何らかの共同作業ができるのではないか」と、未練たっぷりだ。

 国内殺虫剤市場は、「清潔志向」などを追い風に微増傾向にあるが、少子高齢化で将来的には縮小が避けられない。アースとフマキラーが互いに類似性を理由に販売差し止めの訴訟合戦を繰り広げるなど商品の差別化も難しい。画期的な商品を出してもすぐにまねされ、その結果、価格競争と宣伝広告合戦に明け暮れているのが実情だ。

 成長を続けるには、生活レベルの向上に伴い市場の急拡大が期待されるアジアなどの海外市場に打って出るしかない。

 家電、携帯電話、食品、ビール…。殺虫剤などの化学製品と同様に、国内予選で消耗し、海外市場で欧米の巨大企業や韓国などの新興企業の後(こう)塵(じん)を拝している業界は多い。新日鉄と住金のように消耗戦に終止符を打ち、規模拡大で体力をつける再編が急務だ。だが、1年前のキリンビールとサントリーのように“破談”も少なくない。

 「限られたパイを奪い合う無益な戦いは得策ではない。国内でまとまっていくべきではないか」

 果たして大塚社長の野望が結実する日はくるのだろうか。(中村智隆)

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